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相次いで変死した二人の外務官僚。 捜査をめぐる他省庁とのトラブル。 そして娘を襲ったアクシデント…。
すべては竜崎の手腕に委ねられた! 極限の緊迫感がみなぎる超本格警察小説シリーズ最強の新作。
今回は、殺人事件、ひき逃げ、麻取とのせめぎ合い、放火、娘の恋人の話が 縦糸と横糸のように絡んでいきます。
今野敏氏の作品は、誤解を恐れずに言えば、楽しめるものとそうでないものがある。 好き嫌いかもしれないので、楽しめないものには言及はしない。 この『隠蔽捜査』は1作目を文庫で読んでから、一気にはまった。 いやあ、面白かったですね。 1週間の間に、2、3、3・5と連続して読んだ。 どれもいいから、驚いてしまう。
絶対に損はさせませんよ、と作者に言われているような気がする。 こう書いてくると、やはり小説は好き嫌いなのかもしれない。 ふと、そう感じた。 この竜崎というキャラが好きになれないと、まったくもってつまらない小説となってしまうに違いない。 次回作は? と期待を抱かせてくれる数少ない作品である。 こういう小説に出会えると、嬉しくなる。
思わず二度読みした一冊。 二度目は竜崎の生きざまに教えを得る。 文句なしの満点だ。
●「転迷 隠密捜査4」今野 敏 (著) (アマゾン)
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