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【2024/04/27 03:49 】 |
★どんでん返しが凄い!衝撃の結末のおすすめ傑作ミステリー小説『弁護側の証人』小泉 喜美子 (著)
最後にやられた!と思えるオススメのミステリー小説、最後のどんでん返しがすごい傑作ミステリー小説、衝撃の結末のミステリー小説

面白いミステリー小説、傑作ミステリー小説。
驚愕のおすすめ傑作ミステリー小説『弁護側の証人』小泉 喜美子 (著)


あっと驚くどんでん返し!


財閥の放蕩息子に見初められ結婚した蓮子は、慣れない生活に息苦しさを感じていた。

そんな折、財閥当主が殺される。

殺人罪の裁判の行方は?

驚愕のどんでん返し、ミステリの金字塔。


僕の友人はこの本を最後まで読んだが、自分が騙されたとは気づかなかった(トリックが完璧なので騙されているとすら考えていなくて)ので、僕が指摘して初めて、「おおお!すげ~!」と雄たけびを上げた。


ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。

しかし幸福な新婚生活は長くは続かなかった。

義父である当主・龍之助が何者かに殺害されたのだ。

真犯人は誰なのか?

弁護側が召喚した証人をめぐって、生死を賭けた法廷での闘いが始まる。

「弁護側の証人」とは果たして何者なのか?

日本ミステリー史に燦然と輝く、伝説の名作がいま甦る。

(なお、アガサ・クリスティの中には『検察側の証人』という傑作ミステリーがある。)


ついでに、本作の著者である小泉 喜美子は生島治郎と内藤 陳の元奥さんで、最後は1985年、酒に酔って新宿の酒場の階段から足を踏み外して転落し、脳挫傷を負い、意識が戻らぬまま外傷性硬膜下血腫で死亡した。



叙述ミステリの古典的名作ということで、読む前の期待値は、いやが上にも高まる わけですが、今回読んでみて、その期待を裏切らない、傑作であると感じました。

とはいえ、とりたてて意外性満点の真相というわけでもありません。

むしろ、 その真相が開示されるまでの過程で、作者が魅せる、さまざまなテクニック 、読者を誤導する構成、巧緻な伏線、騙りの技巧が施された会話――こそが読みどころであるといえます(さすがに、1963年に発表された作品なので、 風俗や会話などは古めかしいですが、それはそれで味わい深いですし、そも そも、本作は、プロットを読ませることを主眼にしているので、経年劣化の弊害とは無縁、ともいえるでしょう)。


なので、本作を読了されたら「序章」だけでいいので、ぜひ再読してみてください。

初読の時には見えなかった光景が、眼前に広がると思います。


また、本作は、そうした叙述トリックばかりが取りざたされがちですが、 タイトルとなっている「弁護側の証人」に込められた意図も見逃せません。

普通なら、絶対に「弁護側の証人」になることはないある人物が、無実の被告を救うために証人台に立つという趣向は、社会派的なテーマとして 普遍性があるだけでなく、法廷における起死回生の逆転を劇的に演出 することに成功しています。


大富豪の放蕩息子に見初められたヌードダンサー――という現代のおとぎ話の フィナーレは、ビターではあるものの、決して読後感は悪くなく、清々しい余韻を 残します。


本書はいわゆる叙述トリックものの中で超がつくほどの代表作であります。
 
古い作品なので舞台設定に違和感を覚えるかもしれませんが、すぐに慣れます。

本書の凄さは叙述トリックものを多く読破されてきた方ならば分かってもらえると思います。

なぜなら、他に類をみない手法を用いているからです。

並の書き手ではこの手法で書けないでしょう。

大変な表現力を要します。
 

残念ながら著者の仕掛けた罠に気付かず読了してしまった方(僕の友人のように)もいるようです。

トリックを暴かれたのであればお見事です。

しかし、なんとなく読み進めてしまって気付かなかったのなら、(僕の友人のように)不幸と言わざるをえません。

これから読まれる方は注意深く読み進めていただきたく思います。



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【2010/12/26 00:33 】 | どんでん返しがすごいミステリー小説 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
★衝撃の結末のおすすめ傑作ミステリー小説「十角館の殺人」綾辻行人(著)
最後にやられた!と思えるオススメのミステリー小説、最後のどんでん返しがすごい傑作ミステリー小説、衝撃の結末のミステリー小説

面白いミステリー小説、傑作ミステリー小説。

驚愕のおすすめミステリー小説「十角館の殺人」綾辻行人(著)    


半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。

島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。

生きて残るのは誰か?
犯人は誰なのか?

鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品


勘がいい人ならトリックにも気づくだろうが、まさか、そんなことないよなって思わせる。

小手先の技術なら綾辻の右にでるものはいないと思う。

ワクワクさせる展開に、映像では再現できない構成、伏線の張り方。

そして、過去の名作達に対する親愛の情がいい。


何はともあれ本格推理小説を読んでワクワクしたいあなたには是非おすすめ。




小学生の頃、エラリー、アガサ、モーリス、コナン等の古典推理小説を愛読していた僕に とっては、涙がでるような登場人物設定で、犯人が判明するシーンの描写は圧巻です。

そういった古典推理小説の知識があるが故に、だまされてしまう、叙述トリックも使用されており、読後のやられた感はひとしおです。

40代で久々に読んだ推理小説ですが、小学生の頃の興奮を思い出しました。



最高傑作、間違いなしのおすすめミステリー小説です。


これは最高傑作の部類に入るでしょう。

間違いありません。

ページ数は厚めでけど読みやすいのでサクサク前進します。

推理小説好きでまだ読んでいない方はぜひお奨めです。

推理小説、玄人の方は犯人当てをしながら読むと面白いですよ!


何度も言いますが、おもしろかったです!

最後の最後まで綾辻さんのトリックに全く気づけませんでした。

真実が判明した時、驚きました!まさかまさかの展開、結末。

そういうことだったのか・・・とガツンとやられた感じです。

見ている人を惹きこむ加速していくストーリー展開、巧妙なトリック。

見事です!


そして、綾辻さんの人物像の描写の上手さにも脱帽です。

登場人物の一人一人の設定が細かく繊細ですから、作品の中の人物達を 自分の中で想像しながら、物語を楽しむことができます。

デビュー作とは思えない傑作ミステリーでした。


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【2010/12/24 10:12 】 | どんでん返しがすごいミステリー小説 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
★衝撃の結末のミステリー小説「コールドゲーム」荻原 浩 (著)
最後にやられた!と思えるオススメのミステリー小説、最後のどんでん返しがすごいミステリー小説、衝撃の結末のミステリー小説

面白いミステリー小説、傑作ミステリー小説。

驚愕のミステリー小説「コールドゲーム」荻原 浩 (著)    



17歳、まさかそんなに早く死ぬなんて思ってもいなかった。

甲子園に届かなかった夏、中学時代のクラスメートに次々事件が降りかかる。

切なすぎる結末。


渾身の書下ろし長編小説。

弁当を笑われ、プロレスの技をかけられ、教室でパンツを下ろされる。

クラスじゅうのイジメの標的にされていた小柄な少年、トロ吉。

「俺たち、そんなにひどいことしたかな。あの時は、しょうがなかったんだよ。自分だけやらないとクラスで立場がなくなっちゃうって感じで……」

中2から高3。

4年あればずいぶん変わる。

誰だって・・・・・・。



高3の夏、復讐は突然はじまった。

中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく…。

犯行予告からトロ吉が浮び上がる。

4年前クラス中のイジメの標的だったトロ吉こと廣吉。

だが、転校したトロ吉の行方は誰も知らなかった。

光也たち有志は、「北中防衛隊」をつくり、トロ吉を捜しはじめるのだが―。

やるせない真実、驚愕の結末。

高3の終らない夏休みを描く青春ミステリ。


やっぱ好きです。

荻原浩のミステリー。

もう、人間の書き方がうますぎて、 人間味が肉汁のようにじんわりと滲み出てて、 その味にハマる。

ハラハラドキドキだけじゃ物足りないし、 キャラの良さだけじゃつまんない。

この絶妙なさじ加減、やっぱりツボです。

しかもちょっと社会的ネタとか、 嫌味じゃない程度にスパイス効いてるし。

2008の新潮文庫で贔屓に取り上げられてるのも納得です。

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【2010/12/24 10:02 】 | どんでん返しがすごいミステリー小説 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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